BOOK review Feb. 2022

2月に読んだうちの4冊をセレクト。


今回の裏テーマは

「探究」

ってとこです。


Let me write about 4 books which I read in February. They taught me interests of " exploration" . 

In the first book, I found art is the effective tool for communication as much as language, because both were created from relationships between people and they have roles to fill gaps of each people.

From the second and third, I learned there're full of brand new things, but it's necessary to take a step forward such as go to other places and talk with strangers to discover.

Finally, in the fourth book, I reconfirmed the excitements of theatre, because it was a famous arthor's essay who is a big fan of Kabuki and Takarazuka Revue, so she wrote the back stories of stages from her considerations.


From those 4 books, I realized it's important to keep exploring to enrich life.


①最後の秘境、東京藝大


敬語は壁ではなく

寧ろ人と人の間を柔らかくする

コミュニケーションの緩衝材、


という考え方が印象に残った。

人間が作り出した「言葉」も「芸術」も

人間が生きて関わり合った結果

生まれたものだから、自分を表現したり

コミュニケーションを取るための

ツールだと分かった。


②ヤマザキマリの世界逍遥録


表紙の厳格さと裏腹に

いい意味で読みやすい本だった。

特にクマ牧場の

オヤジ臭いクマの絵が好き。是非

オヤジ臭いクマの作品を描いてほしい。


③愛なき世界


何かに夢中になってる人って輝いている、

と感じた。

植物研究者の卵の本村さんと

料理人の卵の藤丸くんを中心に

話が進むのだけど、

本村さん属するT大研究室のメンバーが

面白くて惹きつけられて、

小学中学生時代?にキャンパス訪問に

ハマってたのを思い出した。


知らない世界に足を踏み入れるの

楽しいんだよなぁ。


本のタイトル、「愛なき世界」は

恐らく植物の世界のこと。

でも植物の世界に本当に愛はないのかな。

感情のある植物も実はいると思う。


生物の研究って最終的には

自分を知ることに繋がるのかも、

と思わされた。


愛って感情ってなんだ、と言う疑問は

持ってると気持ちいいかもしれないけど

持っていると大変なこともあるなぁ、

と研究して理解しているのだなあ。


④花歌舞伎徒然草


夢枕獏先生の徒然なるままに書いた

歌舞伎評でエッセイ。

ファンの熱量と作家先生としての知識量で

読み応えバッチリ笑

役者によって物語の中のキャラクターが

舞台上で生きているところを

観られると考えると、

演劇って素晴らしい!と改めて思う。

先生の「盟三五大切の謎」の考察が

特にお気に入りで、江戸の洒落素敵!と

ワクワクした。